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夏の暑さに備えてワインに安全な保管方法や人気のワインセラーを紹介

トピックス

ワインはとてもデリケートなお酒です。
どんなに高価なワインでも保管状態が良くないと、せっかくの風味が損なわれてしまいます。
四季のある日本では、一年を通して気温や湿度が大きく変化します。
暑い夏には、特に注意が必要です。
この記事では、これから迎える本格的な夏の暑さに備えて、ワインにとって最適な保管方法や人気のワインセラーについてご紹介します。

目次
1.ワインの保存方法によって味わいが変わる!?
2.ワインの最適な収納場所と保存方法(スクリューキャップは温度変化に強い)
3.収納代わりにワインセラーで温度管理
4.まとめ!これぞおすすめのワインセラー

ワインの保存方法によって味わいが変わる!?

ワインは、瓶詰めして出荷された後も瓶の中で熟成が継続するお酒で、風味が微妙に変化し続けます。
赤ワインは、主にブドウの皮の部分に渋味成分「タンニン」が含まれています。飲んだ時に渋いと感じることがあるのは、このタンニンによるもの。
醸造して間もないワインでは、タンニンに若さや硬さが残っています。そのため、より渋みを感じやすい傾向が見られます。しかし、タンニンは年月を経ることでまろやかさが生まれ、ワインの風味が複雑で奥深いものとなります。
ただし、どんなワインでも長く寝かせておくほど美味しくなる、というわけではありません。
飲み頃になるまで数年から10年以上の長い年月を要するタイプや、購入時点が既に飲み頃で早めに飲む方が良いタイプなど、保存に適した期間はワインの種類や銘柄によって異なります。
手頃な価格帯のカジュアルなデイリーワインなら、買ってすぐに飲むのがベストです。
また、ボージョレ・ヌーヴォーのようにフレッシュさを味わうのが楽しみなワインも、購入後なるべく早めに飲むのが適しています。
一般的な赤ワインは2~3年以内、白ワインの場合は1~2年以内が飲み頃の目安となります。樽熟成したシャルドネなどコクのある白ワインは、3~5年程度は美味しく飲めます。

ワインの最適な収納場所と保存方法(スクリューキャップは温度変化に強い)

ワインは未開栓であっても、保存状態が悪いと劣化してしまいます。劣化が酷いと、処分せざるを得なくなることもあります。
お住まいの地域にもよりますが、家庭でワインを保存する場合、常温での長期保存は避けましょう。特に初夏から初秋にかけては、日中の気温が室内でも30度を超える日が続きます。昼間と夜との気温の変化も激しいため、常温はワインの保存には適しません。
床下収納などの冷暗所、北向きの涼しい部屋の押し入れなどがおすすめです。

ワインの温度変化による液漏れを防ぐのに、近年注目されているのがスクリューキャップ。コルク栓と比べてスクリューキャップのワインは安物、というイメージを抱いている人が多いかもしれませんが、必ずしもそうではなくなってきています。
スクリューキャップは密閉性が高く、温度変化によるコルクの伸縮が原因で起きる液漏れや、コルク不良によるワインの劣化の心配がありません。
細菌によって汚染されたコルクによってワインが劣化して不快な臭いを発する、「ブショネ」と呼ばれる現象も避けられます。
コルクに関するトラブルがなく、初心者でも簡単に開閉できる点も人気で、近年スクリューキャップを取り入れる生産者が増えてきました。特に、ニュージーランドで生産されるワインは、約9割にスクリューキャップが使われています。

自宅でワインを保存する際、ワインをより良い状態でキープするためには、次の5つの条件が重要なポイントとなります。

①温度

ワインは高温に弱く、温度変化も劣化の原因となります。極端な低温にするのも良くありません。ワインの保管に理想的な温度は13~15度。常に一定の温度に保つことが、とても大切です。

②湿度

乾燥した場所は、ワインにとってストレスフルです。
湿度が低いと、コルクが乾燥して縮みます。ボトルとコルクとの間に隙間ができてしまうため、この隙間からボトル内に空気や雑菌が入りやすい状態となります。
反対に、梅雨の季節など湿度が高すぎる場合だと、コルクにカビが生えてしまいます。ワインの保管に最適な湿度は、70%前後だと言われています。

③光

ワインは光を嫌います。
直射日光を避けるのはもちろんですが、蛍光灯など室内の照明にも注意が必要です。
ワインボトルに、茶色、黒、濃い青や深緑など遮光性のある色が多く使われているのは、ワインに紫外線が当たることで劣化してしまうのを防ぐためです。

④香り

ワインの持つ繊細で複雑な香りを損なわないため、ワインの近くに置いている物には細心の注意が必要です。
自宅の生活空間にある様々な物が、コルクを通して匂い移りを発生させる原因となります。
強い香りのものをワインに近づけないよう、くれぐれも気を付けましょう。

⑤振動

ワインは振動にも弱いです。振動によってボトルの中で化学変化が起き、変質の原因となってしまうことがあります。できる限り振動の少ない部屋を選んで保管してください。もし、冷蔵庫で保管する場合には、できるだけ開け閉めが多い場所を避けましょう。

収納代わりにワインセラーで温度管理

ここまで、ワインの保存に最適な収納場所と保存方法についてお伝えしてきましたが、家庭の中では条件を満たす場所がなくてお悩みの方もいらっしゃると思います。
そのような方には、ワインセラーを購入する、あるいはプロにワインの保管を任せるという方法があります。
トランクルームの月島倉庫株式会社が運営しているDay倉庫の「ワイン保管サービス」は、1日単位で利用できる手軽さが人気です。また、寺田倉庫では、ワインの数量に合わせて徹底した環境とセキュリティでワインを管理しています。ロッカータイプ(約50本~240本)、キャビネットタイプ(約120本~500本)、ウォークインタイプ(約400本~4,000本)の3タイプがあり、個人愛好家からインポーターまで幅広いユーザーに対応しているのが特徴です。
自宅にワインセラーを置くのが難しい人は、こういったサービスを利用するのも一つの方法ですね。

お気に入りのワインを日常的により良い状態で楽しむには、やはりワインセラーで温度管理しながら保存するのが理想です。
ワイン好きなら、自宅にワインセラーを置くのに憧れる方も多いのではないでしょうか。ワインセラーは、お洒落なインテリアとしても魅力的ですよね。ワインの収納場所としてはもちろん、ワインを最適な状態で保存することができます。

最近では、家庭用ワインセラーも普及してきたので、気軽に買うことができます。
ひと口にワインセラーといっても、収納本数やサイズ、特徴、価格帯も様々。
ワインセラーを選ぶ時には、最初に何本くらい収納したいかによってサイズを決めましょう。
室内のどこに置くか、部屋のスペースにもよりますが、常時保存したい本数よりも余裕をもって収納できるサイズを選ぶのがポイントとなります。
セラー内にワインをめいっぱい詰めすぎると、冷却効果が悪くなってしまいます。適度に隙間を空けておくためにも、常時保存したい本数よりも多めに収納できるセラーを選ぶのがおすすめです。

次に、冷却方法と消費電力をチェックします。
ペルチェ式は、電気のみで温度管理をするタイプ。振動が少なく安価で買えますが、冷却パワーはやや弱めで消費電力は高めです。
コンプレッサー式は、冷蔵庫と同じくモーターで動かすタイプ。冷却パワーは強く消費電力は少なめ。ただ、価格が比較的高く、置き場所によっては音がやや気になるかもしれません。
デイリーワインとして楽しむワインの一時保管用なら、ペルチェ式で十分です。高級ワインを長期熟成させるなら、コンプレッサー式が適しています。
そして、設定できる温度の範囲もセラーによって違いがあります。ワインの種類によっておいしく味わうための温度が異なるため、より細かく温度管理したい人には、上段と下段で温度を変えられる機能がついたタイプのワインセラーがおすすめです。普段よく飲むタイプのワインに適した温度帯に設定可能なセラーを選びましょう。

まとめ!これぞおすすめのワインセラー

部屋やキッチンが狭くても置きやすい、コンパクトサイズでシンプルなデザインのワインセラーをお探しなら、ルフィエールが適しています。
デザイン性を重視しつつ実用性も兼ね備えた欲張りさんには、device STYLEのワインセラーがピッタリです。細かい温度設定がしたい方には、さくら製作所のワインセラーがおすすめ。特にZERO Advanceシリーズの SA22-Bは、断熱性の高い3重ガラスの高機能ドアを採用していて、0℃~22℃まで1度刻みで設定できるのが特徴です。SA22-Bは、さくら製作所が手がけるセラーの中でも人気が高く、ワインはもちろん低温貯蔵が必要となる日本酒セラーとしても使えると支持されています。
また、日本国内でトップシェアのフォルスタージャパンは、お手頃なタイプから本格的なセラーまで幅広いラインナップが魅力です。

【ワインセラー比較】

ワインは保管の状態によって味わいが大きく変わります。上手に保管して、ワイン本来の風味と魅力を存分に楽しみましょう。

椿れもん

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ワインを愛するライター/ラジオパーソナリティー 持ち前の好奇心と“美味しいものセンサー”の感度には自信アリ。 文章や声で“言葉のご馳走”をお届けし、あなたの...

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