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お酒で旅する ~ポーランド~

トピックス

ポーランドは東ヨーロッパの国で、ドイツの東側に位置しています。国土の大半が平原からなり、面積は日本の約5分の4、人口は日本の約3分の1です。
ポーランドの名産品として代表的なのは、何と言ってもウォッカですが、他にも伝統的な蜂蜜酒があります。また、近年ではワインやビールの消費量も増えてきています。
今回は、ポーランドのお酒についてご紹介します。

目次
1.ポーランドといえば「ウォッカ」
2.インポーターが厳選!「ポーランドワイン」
3.紀元前から飲まれている「蜂蜜酒」
4.実はビール大国「ポーランドビール」

ポーランドといえば「ウォッカ」

ロシアのお酒というイメージが強いウォッカですが、実はウォッカのもう一つのルーツとされているのが、ポーランドです。ロシアに負けず劣らず、とても多くの銘柄があります。
ここでは、ポーランドを代表するおすすめのウォッカをご紹介します。

ズブロッカ


特に盛んに作られているのが、ハーブやスパイス、フルーツや香木などで香りづけをした「フレーバード・ウォッカ」で、中でも「ズブロッカ」は大変有名な銘柄です。
ズブロッカは桜餅のような優しい香りとまろやかな飲み口が特徴。世界遺産のビャウォヴィエジャの森から採集され、長寿の薬草として重宝されている「バイソングラス」を漬け込んで造られます。

スピリタス


アルコール度数世界最高のお酒として有名な銘柄。
70回もの蒸留を繰り返して、95~96%という非常に高いアルコール度数のスピリッツに仕上がっています。口に入れた途端に、刺すような痛みと焼けるような感覚をおぼえます。
その刺激を超越した先に感じられる甘さが魅力とされますが、軽い気持ちでは飲むことを許されない、まさに究極のウォッカです。

アブソルベント


インポーターが厳選!「ポーランドワイン」

世界の様々な国へ渡り、数多の⽣産者の中から厳選したワインを買い付けするインポーター。そんな仕⼊れのプロフェッショナルが、⾃社・他社問わずフラットな⽬線で選んだオススメワインをご紹介する斬新な企画。今まで試飲したワインの中から「本当に美味しい!」「⼼からオススメできる」と思えるワインのみをピックアップします。

平山 由花子

アズマコーポレーション営業

お客様との信頼関係を第一に、ワイン提案に励む。週末の過ごし方は、はしご酒かホームパーティー。何食べたい?ではなく、何飲みたい?から始めます。365日飲まない日は無い29歳。

日本で滅多に見ることのできないポーランドワイン
ポーランドのワインを取り扱うことになるまで、私自身ポーランドにあまりワインのイメージは無く、正直のところ飲んだことも、販売されているのを目にしたことも無かったのが事実です。
調べてみると、ポーランドでは中世後半からワイン用葡萄栽培の歴史があるそうですが、気温が低い為葡萄栽培には向かない国と言われており、現状、日本への輸出に耐えられるクオリティのワインがかなり少ないということがわかりました。しかし近年、温暖化による気候の変化や醸造技術の向上によりワインの品質が向上し、将来的にワイン大国になるとも予想されています。
日本ではまだメジャーではありませんが、非常に興味深い国ですね。
今回、日本で目にすることは珍しいポーランドワインから、素晴らしい生産者をご紹介させていただきます。

研究しつくされた土壌でポーランドを代表とするワインを生み出した生産者、アドリヤ・ヴィンヤーズ
オーナーのマイク・ホイットニー氏は、農学を学んだ叔父と、ポーランドの土壌や気候について研究し、300か所以上の候補地から1年半かけてザホヴィツェ村を選び、その地にワイナリーを開業しました。
彼が作るワインは今や世界的に認められ、国際的な賞を数多く受賞。ポーランドワインの先駆けとなっています。

アドリア・ヴィンヤーズ / リースリング・レイト・ハーヴェスト・ドライ


アドリア・ヴィンヤーズ / リースリング・レイト・ハーヴェスト・ドライ

輸入元:アズマコーポレーション
生産者:アドリア・ヴィンヤーズ
商品名:リースリング・レイト・ハーヴェスト・ドライ
産地 :ドルヌィ・シロンスク
品種 :リースリング100%

遅積み収穫による厚みのある果実感が、ソーセージやベーコンの旨味のある油とマッチします。厚切りベーコンやソーセージのグリル、ポトフに合わせたくなります。

アドリア・ヴィンヤーズ / ピノ・ノワール


アドリア・ヴィンヤーズ / ピノ・ノワール

輸入元:アズマコーポレーション
生産者:アドリア・ヴィンヤーズ
商品名:ピノ・ノワール
産地 :ドルヌィ・シロンスク
品種 :ピノ・ノワール100%

いちごやチェリーの赤い果実の香りと樽熟成による複雑味を感じるピノ・ノワール。
冷涼な土地でありながらも、豊かな果実味が感じられます。
ゆっくりと香りを楽しみながらジビエ料理に合わせたいワインです。

紀元前から飲まれている「蜂蜜酒」

養蜂が盛んなポーランドには、昔から王侯貴族だけが密かに楽しむ秘伝の酒として伝承されてきた、ミゥド・ピトヌィという蜂蜜酒があります。ミゥド・ピトヌィは、世界ではmead(ミード)と呼ばれており、蜂蜜と水、酵母菌というシンプルな原料だけで造られるお酒です。

ビールの起源はメソポタミア文明の紀元前4000年頃と言われ、ワインの起源はさらに古く紀元前8000年頃だと言われています。実は、それよりも遥かに前に起源があるお酒とされるのがミードなのです。ミードの起源は、何と紀元前12,000年頃にまで遡るのだとか。
狩猟民が、クマなどの野生生物に荒らされてひっくり返った蜂の巣に溜まっていた雨水を、たまたま飲んだのがミードの発祥だったと言われています。
古代ギリシャでは、神々が飲む神聖なお酒として崇められていました。また、古代ローマの英雄・シーザー(カエサル)もミードを愛飲していたというエピソードも残っているそうですよ。

そのままストーレートで飲む他、ソーダ割りにしたり、寒い季節にはホットドリンクに混ぜたりするのも美味しい飲み方です。

実はビール大国「ポーランドビール」

チェコやドイツと国境を接しているポーランドは、国別の一人あたりのビール消費量が世界第5位という、ビール大国です。規模の大小は様々ですが、国内の各地に100近い醸造所があり、多くの地ビールが造られています。

そんなビール大国・ポーランドで最も有名なビールのひとつが、「ジヴィエツ・ビール」。
空港やスーパーマーケットなど、至るところで販売されている銘柄です。軽快な飲み心地で、良質な素材の香りと旨みが楽しめます。
また、「ティスキエ・ビール」もポーランドビールの定番です。ポーランドのマーケットで約20%のシェアを誇る人気で、キリッとした辛口の味わいは、国内にとどまらずヨーロッパで広く愛されています。

ポーランドでビールのお供によく食べられているおつまみは、「キウェルバーサ」というソーセージと、「シンカ」と呼ばれるハム。どちらもスーパーやお肉屋さんで、とても多くの種類が販売されています。
ポーランドの伝統料理である「ピエロギ」も人気です。ピエロギはポーランド風の餃子のような料理で、レストランでも定番メニューになっています。

まとめ

首都ワルシャワをはじめ、歴史を感じる美しい街並みが魅力のポーランド。様々なお酒の種類があり、消費量も多い国ですが、路上飲酒は法律で禁止されています。 現地に行かれた際は、くれぐれも気を付けてくださいね。

椿れもん

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ワインを愛するライター/ラジオパーソナリティー 持ち前の好奇心と“美味しいものセンサー”の感度には自信アリ。 文章や声で“言葉のご馳走”をお届けし、あなたの...

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