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秋に読みたい、おすすめワイン本20選

トピックス

秋の夜長といわれるこの季節。過ごしやすいこの時期は、読書にはぴったりだといわれています。
そこで今回は、そんな読書の時間に読みたいワインに関する本を、ご紹介していきたいと思います。

ワイン初心者の方がはじめにワインに触れられる本や、テイスティングの方法の学べるもの、とにかく楽しめるワイン漫画…と幅広い20冊をピックアップ。ワインのエキスパートを目指している人におすすめの教本も選んでいます。
ぜひ、「読書の秋」にいかがでしょうか。

目次
ワインにあまり詳しくない方におすすめ5選
ワインの試飲を極める5選
読みだすと止まらない、楽しすぎるワイン漫画5選
ワインのエキスパートを目指すならこちら

ワインにあまり詳しくない方におすすめ5選

まずは、ワインにあまり詳しくない方におすすめの本を5つご紹介。
ワインに関しての用語や、製造過程や飲み方の図解など、ワインをもっと楽しむために知りたいことが詰まった本をピックアップしました。

図解 ワイン一年生


引用:楽天

漫画や擬人化による説明が多い一冊。文字よりもイラストや絵の方が読みやすい人に。

一章~三章と分かれており、一章ではワインの品種やそれぞれの美味しさ、二章ではワイン伝統国、三章ではワイン新興国について図解しています。それぞれの地域のワインについて取り上げていますが、フランスのワインについての内容が多めな印象です。

まずはライトにワインについての知識を学べる、おすすめの入門書。ワインを飲むのは好きだけど、いざお店に行くと何を選んでよいのかわからない…という悩みを解決します。

ワインは楽しい


引用:楽天

フランスで一番売れている教科書にイラストを交えながらさらに詳しくした、教科書や参考書のような一冊。
6人のフランス人著者が執筆したものを翻訳しており、ユーモアも満載。「ワインは楽しい」という名前の通り、ただ勉強するのでなく読み物として楽しめます。

各国の産地やワイン造り、セレクトの仕方、テイスティングといったワインに関する知識の他、料理とワインのペアリングやホームパーティーでのワインの楽しみ方といった今すぐ実践に使えるものまで網羅しています。

掘り下げた内容もあるので、ワインについて全くわからない状態よりは、少しワインについて学んだ後だともっと楽しめる本かと思います。

大人のためのワイン絵本


引用:Amazon

絵を中心としており、楽しく・わかりやすく学べる大人のためのワイン絵本。プロの知識が基本から詰め込まれています。

聞いたことはあっても身近ではなかった品種も一覧で見やすく。そもそもヴィンテージとは何なのか、ワインによる造り方の違いはどこなのか、といった疑問も絵でわかりやすく解説しています。

ワインについて本格的な知識を得たい、勉強を始めたけれど中々興味が持てないジャンルがある、そんなときの最初の一歩にぴったりです。

ワイン語辞典


引用:Amazon

ワインというと、他のお酒と比べて覚えることが多く敷居が高いイメージがありますよね。ワインを飲んだり、勉強していると知らない言葉と出会うこともしばしば…。

この本は、基本的なワインの知識を広範囲にカバーしています。

難しい単語も多いために役立つワイン語辞典ですが、この辞典はただ単に文字で用語解説してくれるだけでなく、産地、種類、造り手やワイナリーの特徴といったことまでイラストを交えて解説してくれます。

ワインを楽しむための用語を知ることはもちろん、知っていればお酒の席でも話題になるようなうんちくまで網羅しています。
中でも、近年話題のナチュラルワインについての内容が充実しています。

ワインによく合うおつまみ手帖


引用:楽天

有名なソムリエ、田崎真也著によるワインとおつまみについての情報が詰まった一冊。
田崎氏は19歳でフランスに渡り、ソムリエ修業のため3年間滞在したのち最年少で国内のソムリエコンクールで優勝した過去を持ちます。1995年には、国際ソムリエ協会主催の「第8回世界最優秀ソムリエコンクール」で日本人として初めて優勝した世界的なソムリエです。

こちらの本では、赤ワイン・白ワインとそれぞれのワインに合うおつまみを50品ご紹介。難しいものではなく、いつもの食材を使って手軽に作れるものが多く載っています。
自分一人の晩酌にはもちろん、友人知人に振舞うのにもぴったり。

ワインを飲むのが好きな人、とくにお家でワインを楽しむ人にはチェックしてほしい一冊です。

ワインの試飲を極める5選

色や香り、味わいからそのワインの良し悪しを判断するテイスティング。しかしいざテイスティングをしようと思っても、中々最初は難しいものです。

そこで次は初心者から一歩進んで、ワインのテイスティングを極めるための本をご紹介。
ワインの本当のテイスティング方法や知識、テイスティングを通してワインをもっと楽しめるような本を5冊ピックアップしました。

ワインテイスティングの基礎知識


引用:楽天

これから勉強を始める人にも、一度諦めてしまった人にもおすすめの基礎知識本。テイスティングの正しい手順や知識、勉強法まで全てをカバーしています。

テイスティングといっても、香りをはじめとして自分で感じるものは中々本で学びきるのは難しいところ。
こちらでは本のビジュアルだけでもワインの特徴をわかりやすくするために、果物や植物、スパイスといった香りの各要素の写真の他、若い赤ワインと古い赤ワイン、薄い白ワインと濃い白ワインの違いなども写真と一緒に解説しています。

本の名前の通りにテイスティングの基礎知識を身に付けたい方はもちろん、ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート二次試験対策の別冊も付属しているので、資格を視野に入れて勉強を始めたい人にもオススメです。

ワインテイスティングバイブル


引用:Amazon

全日本最優秀ソムリエ、世界最優秀ソムリエコンクール日本代表となった、ホテルニューオータニ「トゥールダルジャン」東京店のソムリエ谷宣英氏によるテイスティング指南書。

テイスティングの技術、知識、実践と段階を踏んだ三部構成でテイスティングの全てを詰め込んだ、プロによるプロのためのテイスティングが学べる一冊となっています。

この本の見どころの一つは、比較テイスティングの事例を131本も紹介している点。ブドウ品種、土壌、造り、熟成、ヴィンテージにテロワールといった違いまで全て網羅しています。

二次試験対策の書き込み式テイスティングノート、用語を選択してテイスティングコメントを組み立てられるコメントシートもあるためテイスティングの実践にもおすすめです。

本格的にワインの知識を身に付けたい人、ソムリエやエキスパート試験に挑戦したい方に読んでもらいたい本です。

ワインテイスティング 佐藤陽一


引用:Amazon

ワインに詳しくなってからも使えるような、情報量の多めな一冊。
図やカラー写真をよく使っているので、視覚的にもかなり読みやすくなっています。ワインの色もかなり正確で、実際に読むだけでも十分理解ができるかと思います。

ブドウの種類やテイスティングのフローチャートがあるので、今のテイスティングよりもう少しプロに近いものを身に付けたいという人にもおすすめ。

ビジュアルでわかる ワインの知識とテイスティング


引用:Amazon

イラストレーションを中心に、テイスティングを主としたワインの知識を解説している一冊。

ワインの選び方や保存方法といったワインの基本的なスキル、白ワイン・赤ワインの分布や料理とのマッチングについて、ワインのスタイルに、ブドウ品種と産地。そして醸造やそれぞれのワインと産地における文化というワインを構成するもの、これらを4つの章で分けて豊富なイラストで紹介しています。

最後に、実際のテイスティングにもとづいたスキルアップの方法も。
ワインに入門したい初心者からプロを目指したい中上級者まで、幅広い方に手に取ってもらいたい本です。

読みだすと止まらない、楽しすぎるワインの漫画5選

ワイン漫画は面白いだけでなく、ワインの知識もつけることができるのも嬉しいところ。
続いてはワインを題材とした、読みだすと止まらない、おすすめの漫画についてご紹介していきたいと思います。

神の雫


引用:楽天

有名なワイン評論家が遺した総額20億円にものぼる12本のワイン「十二使徒」とその頂点である「神の雫」。彼の遺言によると、このワインが何年作の何というワインなのかを期限までにすべて当てた者に遺産の全てを譲渡するという。
息子でありながらもワインは素人、しかし父の真意を探るためにワインを追う主人公の雫と、ワインへの探求心によりこのワインを追う若手実力派のワイン評論家、遠峰一青。
父が遺したワインを巡る、二人の対決が軸となるストーリーです。

2009年にはドラマ化もされた、人気の作品。
本場フランスでも各巻で1万部以上の売り上げを記録するなど、この人気は国内だけにはとどまりません。
漫画を読みながらワインの知識も深めたい人におすすめです。

ソムリエ


引用:楽天

「ここには僕の求めるワインはない」と、ソムリエとしての類いまれなる才能と実力を持ちながらもフランスのソムリエコンテストの優勝を辞退した主人公が、行き別れてしまった継母との思い出のワインを求めながら世界中を飛び回るストーリーです。

1本のワインを求めるという大筋のテーマがありながら、1話ごとでも十分楽しめる内容になっています。

新ソムリエ 瞬のワイン


引用:楽天

最高のソムリエでありながらも、ワインと自分を取り巻く環境に絶望しさまよっていた主人公。そんなとき、久々に再開した親友に腕を買われて新規オープンのレストランで働くことになります。
個性的なスタッフとともにオープンに奔走、レストランに来るお客様を通じて成長していく主人公のストーリーです。

ソムリエである主人公目線ではもちろん生産者の目線から見たワインも掘り下げられており、ワインの魅力が詰まった一冊です。

ソムリエール


引用:楽天

先ほどご紹介した「ソムリエ」「瞬のワイン」、バーを題材とした「バーテンダー」とお酒がテーマの漫画を数々生み出している城アラキ氏によるワイン漫画。中でも珍しい、女性ソムリエが主人公のワイン。

両親を失いながらも大学の醸造科を卒業した主人公。自らが育った施設で子どもたちとワイン造りに励む毎日を送っていました。しかしそんなある日、「施設の金銭的援助を継続するかわりに、東京のレストランで働いて欲しい」と依頼されるところから始まるストーリーです。

ソムリエールとしての仕事が題材とされるストーリーの中で各回メインとなるワインも出てくるので、それぞれのワイン一つ一つについて深く知ることができる漫画です。

ワインガールズ


引用:楽天

世界中にある5000種を超えるワイン用のブドウが美少女に擬人化されて登場する、四コマ漫画。ワインに関する知識に、お酒の場で披露できるような小ネタも豊富です。

ほのぼのコメディの四コマ漫画なので、空いた時間にサクッと読めるのが嬉しいところ。
ワインとそのブドウ品種について手軽に知りたい人におすすめのシリーズです。

ワインのエキスパートを目指すならこちら

最後に、ワインのエキスパートなどの資格を目指す方におすすめの本を5つ厳選。
教科書や参考書のような形で、ワインについての知識やテイスティングについてもカバーできるものまでピックアップしました。
勉強を始めようとしているけれど最初の一冊に迷っている人、今の勉強が中々身に入らない人や補助のテキストとしてもいかがでしょうか。

基礎からはじめる田辺由美のワインブック2022年版


引用:楽天

JSA認定のシニア・ソムリエ。フランス政府より「フランス農事功労章」の授与に続いて、北海道道庁主催「北海道ワインアカデミー」の名誉校長に任命。一般社団法人日本ソムリエ協会より「名誉ソムリエ」も授与されるなど、国内外で著名なソムリエです。

ワイン概論から各産地について、ワインと料理についてと続きます。
ワインだけでなくチーズや食の造詣に深く「ワインと合う料理」のセレクションも手掛けるなど、ならではの内容になっています。
資格を目指す人の一冊目のテキストに。

田辺由美のワインノート2021


引用:楽天

先ほどの「基礎からはじめる田辺由美のワインブック」に続いて田辺由美著の資格対策書。あちらは教科書のような一冊でしたが、こちらは過去の認定試験問題を分析してかなり細部まで傾向と対策を練った認定試験の受験準備のための問題集です。

ワインができるまでの過程、世界のワインについての「基礎編」から、認定試験に近い高度な「実践編」まで。力試しをしながら問題の傾向を掴めます。

富田葉子のテイスティング虎の巻


引用:楽天

JSA認定ソムリエ、認定ワインエキスパートの富田葉子著の、ワインエキスパート二次試験対策書。
2015年春からアカデミー・デュ・ヴァンで講師を務めており、初歩的な講座からレベルの高い専門講座、レストラン勤務時代の経験を生かしたマリアージュ講座など幅広い講座を担当しています。

今回は試験についてから解説した二次試験に特化した一冊なので、二次試験を攻略したい人には是非手にとってほしい一冊です。

30日間ワインマイスター


引用:楽天

ワインコーディネーター、ワインライターであり複数のワインスクールで試験対策講座を受け持つ塚本悦子著。

ソムリエ、エキスパートを目指す人への試験対策書。こちらは一次試験と二次試験を両方カバーした一冊です。
スタディ編と暗記編と、勉強方法で分けて試験に向けた内容となっています。

受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き〈2021年度版〉 [ 杉山 明日香 ]


引用:楽天

理論物理学博士・ワイン研究家である杉山明日香による、売り上げNo.1のソムリエ試験対策書。
杉山女史は、東京・西麻布でワインバー&レストラン「ゴブリン」、パリではレストラン「ENYAA Saké & Champagne」をプロデュースするなどお酒にまつわる飲食店での活動も盛んに行っています。

有名進学予備校で数学講師としても長らく教鞭をとっており「教える」ことに優れた著者の、わかりやすく、楽しく、勉強ができる一冊です。

服部 真緒

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ライターの服部です。イタリアンレストランでの勤務をきっかけにワインも飲むように。 食事に合うお酒、お酒に合う食事を考えるのが毎日の楽しみです。

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