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ワインのようにお洒落に楽しむ日本酒

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近年、若い世代や女性向けの、お洒落なデザインと飲みやすい味わいを兼ね備えた、新感覚の日本酒が続々と登場しているのをご存じでしょうか。
また、2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのを追い風に、海外での和食や日本酒への関心がますます高まってきています。
今回は、そんなワイン感覚でお洒落に楽しむ日本酒についてご紹介します。

目次
1.ワインのようにお洒落なおすすめ日本酒5選
2.ワイン文化を取り入れた日本酒
3.日本酒はワイングラスで飲むべき!
4.日本酒に合うおすすめワイングラス
5.まとめ

ワインのようにお洒落なおすすめ日本酒5選

これまで、日本酒と言えば年配の男性が飲むお酒というイメージを持っている人も多かったかもしれません。でも、最近は若い人や女性をターゲットにした低アルコールタイプや、お洒落なデザインでSNS映えする日本酒もいろいろ見かけるようになってきました。
ワインのようにお洒落でギフトにもピッタリな、おすすめの日本酒5選をご紹介します。

1.「発泡純米 あわっしゅ」 原酒造株式会社


「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020」で、最高金賞を受賞した話題の発泡純米酒。涼しげな青いボトルがとっても素敵です。アルコール度数は7%と飲みやすく、まるでスパークリングワインのよう。米、米麹、水のみで仕込み、添加物不使用の自然な甘みと優しい酸味が特徴です。乾杯ドリンクや食後のデザートにもピッタリ。よく冷やしてから、シャンパングラスやフルートグラスに注いで味わいたい1本。

2.「HINEMOS(ひねもす) SHICHIJI」 株式会社RiceWine


「HINEMOS(ひねもす) SHICHIJI」は、仕事を終えて同僚とお酒を飲む、そんな夜7時のシーンをイメージして造られた、低アルコールの純米スパークリング。シャンパーニュ製法と同じ瓶内二次発酵で造られた、シュワシュワとした爽快な口当たりと優しい甘味や旨味が特徴です。白濁していますが、後味は軽やかでドライな印象。ラベル、キャップ、キャップシール、パッケージに至るまで全て「時間」がコンセプトになったスタイリッシュなデザインは、ギフトにもおすすめです。

3.Colors 瑠璃(ラピスラズリ) 新政酒造株式会社


「Colors 純米 瑠璃(ラピスラズリ)」は、秋田県の「美山錦」を原料に造られた純米酒です。秋田の酒米の個性が最も発揮できる精米歩合で醸造され、適切な火入れ処理が行われています。香味ときれいな米の甘み、適度な酸が感じられ、食事に合わせやすいのが特徴。「色」をコンセプトにデザインされた、シンプルでありながら高級感が漂うラベルが印象的です。

4.彗 (シャア) (遠藤酒造場)


2017年にリリースされた「彗」は、“清酒界に突如現れた彗星”をモチーフに開発された、新しいタイプの日本酒です。定番の「DONATI 初汲み 純米吟醸」は「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2020」で金賞受賞。
シリーズは他にも次々に新作がリリースされています。ラベルデザインがひときわ目を引く「彗 PANSTARRS(パンスターズ)」は、北海道産酒造好適米「彗星」を全量使用した純米吟醸酒。華やかでフローラルな香りと、淡麗で爽やかな喉越しが特徴です。

5.澪 (宝酒造)


2011年に発売された「澪」は、それまでの日本酒のイメージを180度覆したとまで言われるほど、おしゃれで親しみやすい日本酒の先駆けとなった商品です。
苦みや独特の香りが苦手な人にも飲みやすい、低アルコールとソフトな口当たり好評で、若い人や女性から圧倒的な人気を誇っています。今では、スパークリング清酒のジャンルを確立した、まさに代名詞的な存在。デザイン性の高さから、手土産にもピッタリです。

ワイン文化を取り入れた日本酒

近年、様々な工夫を凝らした、新しいタイプの日本酒がたくさん登場していますが、その中にはワイン文化を取り入れたものも見られます。ここでは、ワイン酵母やワイン樽熟成を用いて造られた、人気の日本酒をご紹介します。

鏡山 ワイン酵母仕込み純米 (小江戸鏡山酒造株式会社)


高級アイスワインなどに用いられるワイン醸造用酵母「W-15」をスイスから取り寄せて、日本酒造りに応用。埼玉県産の大粒米「彩のみのり」を使って、純米仕込みで醸造されたお酒です。ワイン特有の豊かな果実香と、爽やかでキレ味のある酸味が特徴。甘口でありながら、後口はすっきり。日本酒初心者や女性にも飲みやすいです。

ワイン樽熟成日本酒~ORBIA SOL [オルビア ソル]~(株式会社WAKAZE)


ワイン樽熟成日本酒「ORBIA SOL」は「洋食とのペアリング」をコンセプトにして造られた、新感覚の日本酒。中でもラテン語で太陽を意味する「SOL(ソル)」は、「高温山廃一段仕込み」と呼ばれる製法から生まれる、通常の酒質の10倍程度のフレッシュで強い酸味、樽熟成による円味が特徴です。赤ワイン樽由来のフルーティーで複雑な香りと濃醇な味わいが、ローストビーフやポークソテーなどお肉料理と合わせるのにピッタリ。スタイリッシュで美しいボトルデザインから、ギフトにも人気です。

日本酒はワイングラスで飲むべき!

日本国内での日本酒の消費量が伸び悩む中、和食ブームの追い風もあり、日本酒は海外で人気を呼んでいます。日本酒をワイングラスで飲むという楽しみ方で、欧米の文化に溶け込み、定着しつつあります。近年では、まさに「逆輸入」されるような形で、日本でも冷酒をワイングラスで飲む楽しみ方に、注目が集まるようになってきました。
ここからは、日本酒をワイングラスで飲む理由やメリットについてお伝えします。

現代の日本で広く親しまれている日本酒には、飲む前、飲む時、飲んだ後に感じる華やかな「吟醸香」があります。吟醸香とは、各蔵元が技術の粋を極めて生み出した、日本酒独特のフルーティーな芳香です。
日本酒を口に含む前に、まず鼻腔で感じる香りは「上立香(うわだちか)から始まり、次に、日本酒を口に含んだ時に、口の中から鼻へと抜けていく香りが「含み香(ふくみか)」です。そして、日本酒が口から喉へと送り出される時に感じるのが「吟香(ぎんか)」。この吟香がいわゆる吟醸香と認識されている香りで、ほぼ同じ意味合いで使われます。最後に日本酒を飲み込んだ後、鼻から抜けるよう感じるのが「返り香(かえりか)」です。
このように、ひと口に日本酒の香りといっても、その繊細で華やか、フルーティーな香りには、段階を経て何度も楽しめる奥深さがあります。

日本酒が庶民の間にも普及し始めた江戸時代には、まだ吟醸酒は存在していませんでした。
本格的な吟醸香を持つ日本酒が登場したのは、1968年からのことです。枡やお猪口、ぐい飲みといった、日本酒を飲むのに使われてきた酒器は、日本の美しい伝統的な酒器ではありますが、日本酒に「吟醸香」という素晴らしい価値が加わる前の時代のもの。
せっかくの香りが分散してしまい、十分に楽しむことができず、残念ながら最適とは言えませんでした。

2011年から開催されている、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」といったイベントにも象徴されるように、実は日本の吟醸酒がもつデリケートな香りの魅力は、ワイングラスで楽しむことによって真の価値が味わえるという考え方が、少しずつ知られてきています。アワードでは、単に日本酒の品質の善し悪しを競うのではなく、ワイングラスを用いることによって新たに見出された、日本酒のさらなる魅力を広く伝えることに重きが置かれています。
ワイングラスには、「香りを花開かせるような、曲線と空間」があります。これは、香り高いお酒を楽しむために最適なデザインです。また、グラス本体とリム(グラスの縁)の比率を変えることで、口当たりの変化に強弱をつけて楽しむこともできます。さらに、目で見て楽しむ透明感や、お猪口などとは違う繊細な口当たりも感じられます。
このように、ワイングラスは、従来の日本の伝統的な酒器ではキャッチできなかった、日本酒の繊細な香りを存分に感じさせてくれる最適な酒器なのです。

日本酒に合うおすすめワイングラス

それでは、様々な種類のあるワイングラスの中から、どのようなタイプのワイングラスが日本酒に適しているのでしょうか。日本酒に合うおすめのワイングラスをご紹介します。

リーデル(RIEDEL)  ヴィノム 大吟醸


日本酒の中でも、特に大吟醸と吟醸酒に焦点を当てたモデルです。大吟醸酒のフルーティですっきりとした味わいを堪能するために、ボウルの部分は縦長の卵型の形状となっています。

リーデル(RIEDEL)  エクストリーム 純米


純米酒の複雑で奥深い旨味に合わせて、香りと味わいを最大限に引き出すために、8年間かけて開発されました。大ぶりで横長、飲み口の口径が大きい形状となっています。

ツヴィーゼル(ZWIESEL) ヴィーニャ / フルートシャンパン “ 発泡ポイント付” (2個セット)


グラスの底から立ち上る泡をきれいに見せてくれる、発泡ポイントが刻印されています。
飽きの来ないシンプルなデザインでありながら、優美さも感じさせるグラス。スパークリング清酒をカジュアルに楽しむシーンにピッタリです。

まとめ

これまで日本酒をワイングラスで飲んだことがなかった人も、「百聞は一飲に如かず」です。
日本酒の味や香りの感じ方にどんな変化が生まれるか、ぜひいろいろなグラスで飲み比べをしてみることをおすすめします。

椿れもん

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ワインを愛するライター/ラジオパーソナリティー 持ち前の好奇心と“美味しいものセンサー”の感度には自信アリ。 文章や声で“言葉のご馳走”をお届けし、あなたの...

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