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Vol 4 ブルゴーニュ

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この回では、フランス ブルゴーニュの要点まとめについて解説していきます。

目次
1.ブルゴーニュ地方
2.ブルゴーニュ地方の各地区の特徴と主要なA.O.C.ワイン

1.ブルゴーニュ地方

 銘醸地として知られるブルゴーニュ地方は、フランス北東部に位置しています。ボルドー地方と肩を並べるワインの名産地ですが、複数の品種のブドウからワインを醸造しているボルドー地方とは異なり、基本的に単一品種を使います。

この回では、ブルゴーニュ地方の歴史や気候風土、各地区の特徴などについて解説します。

ブルゴーニュ地方の歴史


ブルゴーニュ地方でのワイン造りは、ブルゴーニュに設立されたベネディクト派のクリュニィ会とシトー会の両修道院によって発展しました。14世紀、ブルゴーニュ地方を統括していたブルゴーニュ公爵は、外交の材料としてブルゴーニュワインに一流の品質を求め、そして欧州中に輸出を行いました。その結果ブルゴーニュワインの知名度が拡大することになります。

本家のフランス王家をしのぐ財力と政治力を持っていたブルゴーニュ公国は、15世紀にフランス王国との戦いに敗れてフランス王国に併合され、17世紀にはフランス宮廷内でブルゴーニュワインが流行しました。修道院の権力が弱まるにつれ、有力貴族の手へと渡り、フランス革命によってブドウ畑は多くが国有化された後、新興の富裕層を中心に売却されました。

その後、ブルゴーニュの畑の所有者は相続と売却が繰り返されて細分化され、1935年のA.O.C.法制定時には多くのクリマがA.O.C.として認められました。また、2015年には、ブルゴーニュのクリマがユネスコの世界遺産に登録されました。

ブルゴーニュ地方の気候風土


ブルゴーニュ地方は北緯46度(ボージョレ)から48度(シャブリ)に位置し、夏暑く冬寒い半大陸性気候で土壌は石灰岩です。コート・シャロネーズ地区やマコネ地区、ボージョレ地区などの南部は北部よりも温暖ですが、北部のシャブリやコート・ドール地区は霜被害を受ける危険があります。

A.O.C.の数はフランス国内で最も多く、地方名を意味するレジョナル、村名を意味するコミュナル、特級畑を意味するグラン・クリュに分かれています。レジョナルがA.O.C.の生産量全体の51%、プルミエ・クリュを含むコミュナルが47.5%、グラン・クリュが1.5%という割合になっています。

主要なブドウ品種は、白ブドウではChardonnayシャルドネとAligotéアリゴテ、黒ブドウはPinot Noirピノ・ノワールとGamayガメイです。コート・ドールやコート・シャロネーズ地区の赤ワインはピノ・ノワールから造られ、マコネ地区とボージョレ地区の赤ワインはガメイから造られます。

ブルゴーニュ地方の経済とワイン生産量


ブルゴーニュ地域圏はコート・ドール、ソーヌ・エ・ロワール、ヨンヌ、ニエーヴルの4県で構成されています。ワインはブルゴーニュ地域圏の主要な輸出品で、2013年度のブルゴーニュワイン(ボージョレを除く)販売量は1億8,500万本です。輸出比率は50%とフランスのワイン産地の中でもっとも高く、日本は数量・金額ともに第3位の市場です。

ブルゴーニュワイン委員会による2010年から2014年の平均ワイン生産量は、ボージョレ地区を除く5地区で計1,400,000hLで、赤・ロゼが29%、白が61%、クレマン・ド・ブルゴーニュが10%という割合です。また2013年のボージョレ地区のワイン生産量は695,385hLです。

ブルゴーニュ地方の郷土料理と食材


郷土料理にその土地で生産されたワインを組み合わせるのは、ワイン産地において基本的な考え方ですので、ペアリングをしっかり暗記しておく必要があります。

Jambon perisillé(ハムとパセリのゼリー寄せ):マコン(白)、ボージョレやCoq au Vin(雄鶏の赤ワイン煮):ジュヴレ・シャンベルタン、Escargot à la Bourguignonne(ブルゴーニュ風エスカルゴの殻焼き):シャブリ、マコン(白)、Boeuf Bourguignon(牛肉の赤ワイン煮):コート・ドール(赤)などの郷土料理や食材は、ブルゴーニュワインと合わせる地方の料理として有名です。また、CharolaisやEpoissesといったA.O.P.チーズもブルゴーニュワインとの相性がいいです。

ブルゴーニュ地方の主要なA.O.C.ワイン


Bourgogneブルゴーニュ赤、白、ロゼ
Bourgogne Passe-Tout-Grainsブルゴーニュ・パス・トゥー・グラン赤、ロゼ
Bourgogne Aligotéブルゴーニュ・アリゴテ
Crémant de Burgogneクレマン・ド・ブルゴーニュ発泡ロゼ、発泡白
Bourgogne Gamayブルゴーニュ・ガメイ
Coteaux Bourguignonsコトー・ブルギニヨン赤、白、ロゼ

ブルゴーニュ・ガメイとコトー・ブルギニヨンは2011年11月22日付の政令で新たに認められました。クレマン・ド・ブルゴーニュは瓶内二次発酵方式でつくられるスパークリングワインです。

2.ブルゴーニュ地方の各地区の特徴と主要なA.O.C.ワイン

ブルゴーニュ地方は、大きく4つの地区に分かれており、各地区でさらに細分化されています。それぞれの地区の特徴と主要なA.O.C.ワインをまとめましたので、しっかり暗記しておきましょう。

シャブリ&グラン・オーセロワ地区


ブルゴーニュ地方の最も北に位置する産地で、ヨンヌ県に属します。冷涼な気候と小さな牡蠣の化石を含む土壌によって生まれたミネラルが豊富なシャルドネ種の白ワインは、世界的に有名です。

ヨンヌ県全体のレジョナルのA.O.C.ワインは下記の通りです。

Bourgogne Côtes d’Auxerreブルゴーニュ・コート・ドーセール赤、白、ロゼ
Bourgogne Coulanges-La-Vineuseブルゴーニュ・クーランジュ・ラ・ヴィヌーズ赤、白、ロゼ
Bourgogne Chitryブルゴーニュ・シトリィ赤、白、ロゼ
Bourgogne Côte-Saint-Jacquesブルゴーニュ・コート・サン・ジャック赤、白、ロゼ
Bourgogne Epineuilブルゴーニュ・エピヌイユ赤、ロゼ
Bourgogne Tonnerreブルゴーニュ・トネール

シャブリ地区はスラン川を挟んだ両岸に広がっており、ジュラ紀後期の石灰岩と泥灰岩に小さな牡蠣の化石を含んだ土壌です。主要なA.O.C.ワインはプティ・シャブリ、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、シャブリ・グラン・クリュの4階層に分かれています。コミュナル、プルミエ・クリュは40クリマが、グラン・クリュは7クリマが指定されています。

グラン・オーセロワ地区はヨンヌ川の右岸、シャブリ地区の南西に広がっている泥灰岩の土壌の産地です。主要なA.O.C.ワインはSaint-Brisサン・ブリ(白)、Irancyイランシー(赤)、Vézelayヴェズレイ(白)です。

サン・ブリはV.D.Q.S.だったソーヴィニョン・ド・サン・ブリが2003年の政令にてコミュナルのA.O.C.として昇格したものです。イランシーは、1999年の政令でそれまでレジョナルだったA.O.C.ブルゴーニュ・イランシーから独立してコミュナルのA.O.C.イランシーとして認定されました。ヴィズレイは、2017年の政令で認められたA.O.C.で、従来のブルゴーニュ・ヴェズレイがコミュナルに昇格したものです。

シャブリ地区とグラン・オーセロワ地区のグラン・クリュの位置と面積は頻出部分ですので、地図でしっかり確認しておきましょう。

《教本参照》

コート・ド・ニュイ地区


コート・ドールの丘陵地帯の北部に位置するコート・ド・ニュイ地区は、「ジュヴレの背斜谷」と呼ばれる背斜があります。赤ワインが約90%を占めており、ブルゴーニュ地方の赤のグラン・クリュは当地区に集中しています。

レジョナルの主要なA.O.C.ワインはBourgogne Côte d‘Orブルゴーニュ・コート・ドール(赤、白)と、Bourgogne Hautes-Côtes de Nuitsブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ(赤、白、ロゼ)です。

地区内でのA.O.C.ワインは村別に細分化されていますので、下記にまとめました。しっかりチェックしておきましょう。

Marsannayマルサネブルゴーニュ地方で唯一赤・白・ロゼの3種類を生産。コミュナルのみ。【コミュナル】 Marsannayマルサネ(赤、白、ロゼ)
Fixinフィサンフィサンまたはコート・ド・ニュイ・ヴィラージュを名乗れる。グラン・クリュなし。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Fixinフィサン(赤、白) Fixin Premier Cruフィサン・プルミエ・クリュ(赤、白)
Gevrey-Chambertinジュヴレ・シャンベルタンコート・ド・ニュイ地区最大の目面積を持ちグラン・クリュは最多の9つ。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Gevrey-Chambertinジュヴレ・シャンベルタン(赤) Gevrey-Chambertin Premier Cruジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ(赤) 【グラン・クリュ】 Chambertinシャンベルタン、Chambertin-Clos-de-Bèzeシャンベルタン・クロ・ド・べーズ、Charmes-Chambertinシャルム・シャンベルタン、Mazoyères-Chambertinマゾワイエール・シャンベルタン、Chapelle-Chambertinシャペル・シャンベルタン、Griotte-Chambertinグリオット・シャンベルタン、Latricières-Chambertinラトリシエール・シャンベルタン、Mazis-Chambertinマジ・シャンベルタン、Ruchottes-Chambertinリュショット・シャンベルタン(いずれも赤)
Morey-Saint-Deniモレ・サン・ドニ斜面情報の急傾斜部分から中腹、丘陵下部に広がる。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Morey-Saint-Denisモレ・サン・ドニ(赤、白) Morey-Saint-Denis Premier Cruモレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ(赤、白) 【グラン・クリュ】 Clos de la Rocheクロ・ド・ラ・ロッシュ、Clos Saint-Denisクロ・サン・ドニ、Clos des Lambraysクロ・デ・ランブレ、Clos de Tartクロ・ド・タール、Bonnes-Maresボンヌ・マール(一部)(いずれも赤)
Chambolle-Musignyシャンボール・ミュジニィ2つのグラン・クリュの畑が南北それぞれに広がり、プルミエ・クリュの畑はその中間に、コミュナルの畑は丘陵の上部と下部に位置する。【コミュナル・プルミエ・クリュ】 Chambolle-Musignyシャンボール・ミュジニィ、Chambolle-Musigny Premier Cruシャンボール・ミュジニィ・プルミエ・クリュ(いずれも赤) 【グラン・クリュ】 Musignyミュジニィ、Bonnes-Maresボンヌ・マール(いずれも赤)
Vougeotヴージョ村唯一のグラン・クリュ、クロ・ド・ヴージョが大半を占める。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Vougeotヴージョ(赤、白) Vougeot Premier Cruヴージョ・プルミエ・クリュ(赤、白) 【グラン・クリュ】 Clos de Vougeotクロ・ド・ヴージョ(赤)
Vosne-Romanéeヴォーヌ・ロマネ8つのグラン・クリュはいずれも世界的な知名度があり、コート・ド・ニュイ地区を代表する村のひとつ。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Vosne-Romanéeヴォーヌ・ロマネ(赤) Vosne-Romanée Premier Cruヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ(赤) 【グラン・クリュ】 Romanée-Contiロマネ・コンティ、La Romanéeラ・ロマネ、Romanée-Saint-Vivantロマネ・サン・ヴィヴァン、La Tâcheラ・ターシュ、Richebourgリシュブール、La Grande Rueラ・グランド・リュ、Grands-Echézeauxグラン・エシェゾー、Echézeauxエシェゾー(いずれも赤)
Nuits-Saint-Georgesニュイ・サン・ジョルジュコミュナルとプルミエ・クリュのみでグラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Nuits-Saint-Georgesニュイ・サン・ジョルジュ(赤、白) Nuits-Saint-Georges Premier Cruニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ(赤、白)

上記以外のA.O.C.ワインとしては、コミュナルのCôte de Nuits-Villagesコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(赤、白)があります。

各村とグラン・クリュ、プルミエ・クリュの位置関係は頻出分野です。ヴォーヌ・ロマネを中心に地図で位置と広さをよく頭に入れておきましょう。

《教本参照》

コート・ド・ボーヌ地区


コート・ド・ニュイ地区の南に位置するコート・ド・ボーヌ地区にある向斜は「ヴォルネイの向斜谷」と呼ばれます。

緩やかな丘陵斜面にブドウ畑が広がっています。白ワインの生産量が約40%と高く、世界的に有名な白ワインのグラン・クリュが集まっている地区です。

レジョナルのA.O.C.ワインはBourgogne Côte d’Orブルゴーニュ・コート・ドール(赤、白)とBourgogne Hautes-Côtes de Beauneブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ(赤、白、ロゼ)です。

地区内でのA.O.C.ワインを村別にまとめていますので、地図と合わせて覚えていきましょう。

Ladoix-Serrignyラドワ・セリニィ Aloxe-Cortonアロース・コルトン Pernand-Vergelessesペルナン・ヴェルジュレスコート・ド・ニュイ地区とコート・ド・ボーヌ地区をつなぐ位置にある大規模なグラン・クリュの畑。アロース・コルトン村がもっとも面積が大きい。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Ladoixラドワ、Ladoix Premier Cruラドワ・プルミエ・クリュ、Aloxe-Cortonアロース・コルトン、Aloxe-Corton Premier Cruアロース・コルトン・プルミエ・クリュ、Pernand-Vergelessesペルナン・ヴェルジュレス、Pernand-Vergelesses Premier Cruペルナン・ヴェルジュレス・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白) 【グラン・クリュ】 Cortonコルトン(赤、白) Corton -Charlemagneコルトン・シャルルマーニュ(白)
Savigny-lès-Beauneサヴィニィ・レ・ボーヌ村と小川を挟んだコルトンの丘側とボーヌの丘陵側に分かれている。グラン・クリュなし。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Savigny-lès-Beauneサヴィニィ・レ・ボーヌ、Savigny-lès-Beaune Prmier Cruサヴィニィ・レ・ボーヌ・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白)
Chorey-lès-Beauneショレイ・レ・ボーヌ赤ワインはA.O.C.コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュを名乗れる・コミュナルのみで、プルミエ・クリュやグラン・クリュはない。【コミュナル】 Chorey-lès-Beauneショレイ・レ・ボーヌ(赤、白)
Beauneボーヌ街の背後に広がる丘陵斜面に畑が広がり、地区最大の規模を誇る。プルミエ・クリュが生産量全体の75%を占め、グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Beauneボ―ヌ、Beaune Premier Cruボーヌ・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白)
Pommardポマール畑はポマールの村を挟んで南北に広がっている。グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Pommardポマール、Pommarrd Premier Cruポマールプルミエクリュ(いずれも赤)
Volnayヴォルネイ斜面中腹にプルミエ・クリュが、その上方と下方にコミュナルが広がる。グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Volnayヴォルネイ、Volnay Premier Cruヴォルネイ・プルミエ・クリュ(いずれも赤)
Monthélieモンテリヴォルネイ村とムルソー村の間にあり、標高270~320mに位置する。グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Monthélieモンテリ、Monthélie Premier Cruモンテリ・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白)
Auxey-Duressesオーセイ・デュレスオート・コートへの渓谷の入り口に位置している。グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Auxey-Duressesオーセイ・デュレス、Auxey-Duresses Premier Cruオーセイ・デュレス・プルミエ・クリュ(いずれも赤)
Saint-Romainサン・ロマンオーセイ・デュレス村から標高400mを超える村の手前まで畑が広がる。コミュナルのみ。【コミュナル】 Saint-Romainサン・ロマン(赤、白)
Meursaultムルソー白ワイン主体の畑が広がる地域で、グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Meursaultムルソー、Meursault Premier Cruムルソー・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白)
Puligny-Montrachetピュリニィ・モンラッシェ標高250~290mにグラン・クリュが、グラン・クリュとムルソー村との間にプルミエ・クリュが、プルミエ・クリュの下方にコミュナルが広がる。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Puligny-Montrachetピュリニィ・モンラッシェ、Puligny-Montrachet Premier Cruピュリニィ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白) 【グラン・クリュ】 Montrachetモンラッシェ、Chevalier-Montrachetシュヴァリエ・モンラッシェ、Bâtard-Montrachetバタール・モンラッシェ、Bienvenues-Bâtard-Montrachetビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ(いずれも白)
Blagnyブブラニィムルソー村とピュリニィ・モンラッシェ村の斜面上方に位置し、ムルソー村側には4つの、ピュリニィ村側には3つのプルミエ・クリュとコミュナルがある。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Blagnyブラニィ、Blagny Premier Cruブラニィ・プルミエ・クリュ(いずれも赤)、Meursault Blagnyムルソー・ブラニー、Puligny-Montrachetピュリニィ・モンラッシェ、Puligny-Montrachet Premier Cruピュリニィ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ(いずれも白)
Chassagne-Montrachetシャサーニュ・モンラッシェムルソー村とピュリニィ・モンラッシェ村と並ぶ白ワインで有名な村。3つの村の中でもっとも赤ワインの比率が高い。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Chassagne-Montrachetシャサーニュ・モンラッシェ、Chassagne-Montrachet Premier Cruシャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白) 【グラン・クリュ】 Montrachetモンラッシェ(一部)、Bâtard-Montrachetバタール・モンラッシェ(一部)、Criots-Bâtard-Montrachetクリオ・バタール・モンラッシェ(いずれも白)
Saint-Aubinサン・トーバンピュリニィ・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村との間に位置する。グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Saint-Aubinサン・トーバン、Saint-Aubin Premier Cruサン・トーバン・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白)
Santenayサントネイコート・ド・ボーヌの丘陵地帯に含まれ、グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Santenayサントネイ、Santenay Premier Cruサントネイ・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白)
Marangesマランジュ1989年の政令で認定されたブルゴーニュ地方でもっとも新しいA.O.C.のひとつ。グラン・クリュはない。【コミュナル、プルミエ・クリュ】 Marangesマランジュ、Maranges Premier Cruマランジュ・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白)
その他Côte de Beauneコート・ド・ボーヌ(赤、白) Côte de Beaune-Villagesコート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ(赤)

各地区のグラン・クリュやプルミエ・クリュの位置や広さもあわせてチェックしておくことが大切です。

《教本参照》

コート・シャロネーズ地区


コート・ドールの南側に続いている丘陵地帯で、南北40㎞、東西4~6㎞と細長いエリアがコート・シャロネーズ地区です。グラン・クリュはなく、フルーティーで軽やかなバランスの取れた、コストパフォーマンスにすぐれた赤と白が醸造されています。

主要なA.O.C.ワインはレジョナルがBourgogne Côte-Chalonnaiseブルゴーニュ・コート・シャロネーズ(赤、白、ロゼ)、Bourgogne Côtes du Couchoisブルゴーニュ・コート・デュ・クーショワ(赤)の2種類です。コミュナルはBouzeronブーズロン(白)、RullyリュリーおよびRully Premier Cruリュリー・プルミエ・クリュ、Mercureyメルキュレ、Mercurey Premier Cruメルキュレ・プルミエ・クリュ、Givryジヴリ、Givry Premier Cruジヴリ・プルミエ・クリュ(いずれも赤、白)、MontagnyモンタニィおよびMontagny Premier Cruモンタニィ・プルミエ・クリュ(いずれも白)です。

この地区は出題頻度が高いので、地図と合わせてA.O.C.ワインの銘柄をしっかり暗記しましょう。

《教本参照》

マコネ地区


コート・シャロネーズ村の南部に広がる広大な丘陵地帯を持ち、シャルドネ種に適した土壌を持ちます。生産量の約85%は白ワインと、口あたりが軽い赤ワインが造られています。プルミエ・クリュやグラン・クリュはありません。

主要なA.O.C.ワインはMâconマコンとMâconマコン+コミューン(赤、白、ロゼ)、Mâcon-Villagesマコン・ヴィラージュ、Viré-Clesséヴィレ・クレッセ、Pouilly-Fuisséプイイ・フュイッセ、Pouilly-Lochéプイイ・ロッシェ、Pouilly-Vinzellesプイイ・ヴァンゼル、Saint-Véranサン・ヴェラン(いずれも白)です。

他の地区と同じく、A.O.C.ワインの位置や広さを地図と照らし合わせて暗記しましょう。

《教本参照》

ボージョレ地区


マコン南部からリヨン北部までの約55㎞にわたる地区で、花崗岩地質に適したガメイ種を使った赤ワインが造られています。毎年11月第三木曜日に解禁となるボージョレ・ヌーヴォーは、ボージョレ地区の総生産量の約1/3を占めています。日本はボージョレ・ヌーヴォーの最大の輸出先です。

主要なA.O.C.ワインはボージョレ(赤、白、ロゼ)、ボージョレ・シュペリュール(赤)、ボージョレ・ヴィラージュ(赤、白、ロゼ)です。

クリュ・デュ・ボージョレはいずれも赤で、Saint-Amourサン・タムール、Juliénasジュリエナス、Chénasシェナス、Moulin-à-Ventムーラン・ア・ヴァン、Fleurieフルーリー、Chiroublesシルーブル、Morgonモルゴン、Régniéレニエ、Brouillyブルイイ、Côte de Brouillyコート・ド・ブルイイの10種類です。

しっかりとした造りの複雑なムーラン・ア・ヴァン、力強く肉付きがいいモルゴンはいずれも熟成能力にすぐれています。また、レニエは1988年にA.O.C.ワインに昇格しており、クリュ・デュ・ボージョレの中では最も新しいです。

クリュ・デュ・ボージョレの銘柄と地図の位置をセットで暗記しておくといいでしょう。

《教本参照》

河野ゆみこ

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ことばワークス代表。  建築インテリア・ライフスタイル・起業経営・地域情報などのテーマを中心に、紙媒体・WEB媒体の各種コンテンツや電子書籍原稿の執筆、取材...

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